【夏も要注意】脳卒中について
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~35℃を超える猛暑で増えるリスク。早期発見・早期受診が命を守ります~
🌞 「脳卒中は寒い冬に多い病気」
そんなイメージをお持ちではありませんか?
実は、夏場も脳卒中の発症リスクが高まることが知られています。
今年も各地で35℃を超える猛暑日が続いています。
気温が高くなるこの時期は、熱中症だけでなく、脳卒中にも注意が必要です。
脳卒中とは
脳卒中とは、脳の血管に異常が起こる病気の総称です。
代表的には次の3つがあります。
◆脳梗塞:血管が詰まり、脳に血液が届かなくなる
◆脳出血:脳の血管が破れて出血する
◆くも膜下出血:脳を包む膜の間で出血する
脳の細胞は一度障害を受けると元に戻りにくく、
治療開始が早いほど後遺症を減らせる可能性があります。
なぜ夏に脳卒中が増えるの?
夏には次のような要因が重なります。
💧 脱水
汗を大量にかくことで体内の水分が不足します。
すると血液が濃くなり、血栓(血のかたまり)ができやすくなります。
これは脳梗塞の大きな原因の一つです。
🥵 暑さによる血圧の変化
暑さで血管が拡張したり、急激な温度変化があったりすると、
血圧が大きく変動し、脳の血管へ負担がかかることがあります。
🍺 水分不足・アルコール
暑い日は冷たいビールがおいしい季節ですが、
アルコールには利尿作用があり、かえって脱水を進めてしまうことがあります。
😴 睡眠不足・疲労
暑さによる寝苦しさで睡眠不足になると、血圧のコントロールが乱れ、
脳卒中のリスクを高める要因になります。
こんな症状があれば迷わず受診を
脳卒中は時間との勝負です。
次のような症状が突然現れた場合は、ためらわず119番通報を検討してください。
🚑 代表的な症状
• 顔の片側が下がる
• 片腕・片足に力が入らない
• ろれつが回らない
• 言葉が出ない、理解できない
• 急に見えにくくなった
• 激しい頭痛が突然起こった
• 急にふらつき、歩けなくなった
FASTを覚えましょう
😊 Face:顔のゆがみ
💪 Arm:腕が上がらない
🗣 Speech:ろれつが回らない
⏰ Time:一刻も早く救急車を呼ぶ
「様子を見よう」は危険です。
症状が一度治まっても、重大な脳卒中の前兆(TIA)の可能性があります。
気になる症状があれば、まずはご相談ください
当院は脳神経外科などの専門病院ではありませんが、体調の変化や気になる症状についてはご相談をお受けしています。
一方で、脳卒中は「時間との勝負」です。
少しでも脳卒中が疑われる症状がある場合は、診察前のお電話でのご相談であっても、救急要請や専門医療機関への受診をお勧めすることがあります。
ご来院いただいた場合も、緊急性が高いと判断した際には、速やかに専門医療機関へご紹介いたします。
当院では、専門治療が終わった後のケアを積極的にお受け入れしています。
• 回復期リハビリテーション
• 身体機能の回復支援
• 退院後の継続的なフォロー
など、一人ひとりの生活に合わせた支援を行っています。
「治療して終わり」ではなく、その後の生活まで支えること。
それが私たちの大切な役割です。
まとめ
暑い季節は熱中症だけではなく、脳卒中にも注意が必要な季節です。
特に高血圧や糖尿病などの持病がある方、ご高齢の方は十分注意しましょう。
「いつもと違う」と感じたら、決して我慢せず、早めの受診や救急要請をご検討ください。
著:事務部/T